小さいのころから犬と一緒に暮らしている。
小学生のころ、金魚やザリガニ、ハムスターとかから
はじまって、インコに犬に猫に…
自分がなにかの飼い主であることは、もはや
当たり前の状態であり、何も飼ってないってのが
考えられないぐらいなんだけど、
それでもいまでも、もしも、ペットを何も飼っていなかったら
夜、家に帰らなくてもいいし、
何週間とか、何ヶ月とかの、おっきい旅行もできるし、
もっと拘束時間の長い仕事もできるし、
あいた時間もお金も、ぜーんぶ自分のために使えるなあ…
なんて、考えたりもする。

だけど、そんなはちゃめちゃなことを、やりたいなあって
考えちゃう性格だからこそ、
飼い主であることによって
人間らしい生活を保てているんだよなあ。

そもそも、もし守りたい生き物がいなければ、
自分に対する執着がなすぎて、
いま、生きているかもわからない。

だからこそ、私のペットとしての務めを
しっかりのんびり、一生果たしてくれる動物たちには
感謝の気持ちでいっぱいなのだ。
これからもたぶん、あれがやりたい、これがやりたいって、
叶わなくてもいい願望を吐きながら、
ずっと、なにかの飼い主として生き続けるのだろうな。
それは、きっと、間違いなく、ひとつのしあわせの形なんだ。

親愛なる小さなふわふわたちへ
明日からも、飼い主が飼い主でいられるように
どうぞよろしくおねがいします。

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